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ヒートショック体験談

【投稿者】サンコンR

皆さん「ヒートショック」という言葉をご存じでしょうか?
ヒートショックとは「急激な温度変化で身体がダメージを受けること」を指します。
大きな気温の変化によって血圧が急激に上下し、心臓や血管の疾患が起こることを
ヒートショックと呼びます。
具体的には、冬場における浴槽でのヒートショックが代表的です。
血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離・心筋梗塞・脳梗塞などの病気が起こるので
油断できない現象と言えるでしょう。
なお、令和元年のデータでは交通事故による死亡者が約3,000人であったのに対し
ヒートショックに関連した死亡者数は4,900人となっています。
ヒートショックは入浴中に亡くなる原因で最も多いので、特に65歳以上の高齢者は要注意です。
ソース:https://www.cocofump.co.jp/articles/kaigo/47/#1

最近はよく耳にするとは思いますが、実際に体験したのでご紹介いたします。

その日、私はお酒を少々飲んだ後、夕食をとりました。
子供が残したものまで平らげたのでかなり満腹感がある状態でした。
夕食後1時間くらい経った頃に、私は二人の子供と一緒にお風呂に入りました。
子供たちは仲良く体を洗っているのを浴槽に浸りながら見ておりました。
子供たちは話に夢中でなかなか終わりません。
私は、お湯に浸るのが好きなので、子供たちの話を聞きながらお湯に浸って
おりました。(お湯の設定温度は41℃)
時間にして15分~20分くらい経ったところでだいぶのぼせたのか、
浸っているのに我慢できず、急いでお風呂から上がりました。
脱衣所で座っていると、強烈な眩暈と共に吐き気を催し、一緒に上がってきた
子供に、水を持ってくるようにお願いしました。
持ってきた水を飲んだところで意識がなくなりました。
およそ2~3分くらい意識を失っていたようです。
子供と妻に大声で呼び起こされ、私ははっきりものが言えない状態でしたが
何事かと妻に言っていたそうです。
「あなた倒れたんだよ」
っと言われました。
私は寝てしまっていたのかと思っていましたが、周りにいた子供や妻は大騒ぎでした。
そうこうしているうちにまた強い吐き気に襲われましたが、徐々に体調は戻ってきました。

以上が体験談です。
場合によってはあの世に逝ってしまうケースもあるようなので、無事でなによりでした。

ここで私がよくなかった行動を整理しました。
①飲酒後の入浴。
②長めの入浴。
③浴槽から出るとき急いで脱衣所にでた。(脱衣所は少し寒さを感じる気温)
ヒートショックのことを調べると特に③の行動がよくなかったようです。

この体験を踏まえ入浴する際は以下に気をつけようと思います。
・入浴前後はコップ一杯の水を飲む。
・お湯に浸るのは長くても10分までにする。
・浴槽から出るときは急がない。
・脱衣所は、風呂場と気温差がないよう十分に温めておく

ヒートショックは高齢者に多いと聞きますが、若い人でも起こりうる事故のようですので
みなさんも十分に気をつけて過ごしましょう。

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